表紙の角を補修する


前回お伝えしました、革漉きの練習の後、いよいよ実際の本の補修に入ります。
18世紀の革装本です。
余裕がなくて、うまく写真がとれていません。申し訳ありません。

まず、ボードの欠損を補修します。

そこに練習の成果の革をはめ込みます。これは漉いた状態です。
外側はごく薄く、中央はそれなりに。そして境目は凹凸があってはいけません。

革を貼ってから元の革との境目をなくすために、今度は表面の厚さを調整します。

角の補修が終わった状態。

つづく