文化遺産の日


更新を怠っている間に研修は順調に進み、お伝えすることはたくさんあるのですが、今回は開き直って先週末の出来事をお知らせします。そしてようやく写真を多用してつたない文章をごまかす方法にたどり着きました。


木曜日から周りの会話に
「日曜来れる?」「いいっすよ〜」
など日曜がどうしたこうしたと聞こえてくる。

また日頃からよくしてくれるセリーヌさんがフィガロ紙の特集記事を山ほどプリントアウトして持ってきてくれる。


むむむ。ナンダナンダ??


金曜日の夕方、謎はすべて解けた。
なんと9月の第3週の土日は「文化遺産の日」といってフランス全土で普段は入れない公共施設や歴史的建造物が無料で公開される日なのだそうです。

図書館ももちろん公開。その上、お宝の展示会や業務のデモンストレーションなどもあるのです。
普段、私がお世話になっているみなさんは、日曜日にデモンストレーションするとのこと。


というわけで迎えた日曜日。
私の研修が始まってから、保守点検期間で閉館していて職員しかいなかった図書館に人がわんさか。

写真でしか見たことのない閲覧室が大公開!


業務のデモンストレーションでは、道具の展示や金箔での背文字入れ、綴じや補修の紹介、デジタル化のコーナーなど、
どこも人でいっぱいです。
その中でも一番人が多かったのは、マーブル紙をつくるコーナー。

ちびっ子たちも挑戦しました。

まだ研修が始まって日が浅いので、私も初めて見るものばかりで驚きの連続でした。

つづく。